地震保険をつけるか、つけないか。

地震保険をつけるか、つけないか。

ツルツル路面で疲れますね、大雪がないだマシですが冬を実感します。

年末にかけて外回りや飲み会が増えると思うので転んだり、ぶつけたりしないように気を付けてくださいね。

そんな中、札幌支店では週末に職人さんや施工業者にお集まり頂き安全大会を行いましたので今回はその話を少々。

施工会社の基本は言うまでもなく、無事故で設計図通りの建物を完成させることにありますが

残念ながら全国各地で労働災害は毎年必ず起こっています。100%起こさない事ができないが

未然に防ぐ、予め危険の目を摘むという事を目的として安全大会があります。

集まった職人さんはベテランの職人も多く、とてもウッカリしそうもないのですが、油断は禁物という事で

災害事例や安全対策について、お時間を頂きました。

お施主様の為にも職人さん自身、その家族の為にも、必要な研修だと再認識しました。

安全大会にはもう一つ目的がありまして、それは技術品質の維持、向上です。

今年のように地震や台風などの災害が多いと耐震性能の話題が、エネルギー面では

断熱性能が話題にあがる事が多いのですが、そのために標準仕様を検討したり

スペックで基準値をクリアする事も大事で今年は弊社でもいろいろ検討を重ねましたし、尽きないのかもしれません。

一方でこのカタログや設計図にあるとおりの性能値は

建築現場で適切な施工が行われているか、施工監理も同時に行われないと意味がありません。

今年の熊本地震では最近建築された耐震等級2(通常の新築よりも1.25倍強いといわれる)の建物が倒壊する被害もあり

調査してみると基礎と建物をつなぐ金物の選定ミス

ボードに打ち付ける釘の本数不足などが原因での倒壊という事例もあったそうです。

施工力は社歴やその地域での施工棟数などで推し量る方も多く、間違いではありませんが

先ほどの安全対策のように100%はありません。

日頃の現場監理マニュアルや緻密さ、上記のようなリスクを未然に防ぐ検討の積み重ねです。

ここまで書いて、地震保険についても思い出してしまいましたのでもう少々。

「地震保険は入ったほうがいいですか?」という質問です。

この地震保険は建物が全壊しても、建物価格の半額の給付の上限その後は建物時価というのが大きな特徴です。

例えば3000万の家の場合上限は1500万、仮に築10年であれば時価なので1000万が上限になったりという事です。

起こってほしくはないけれども起こる仮定で検討させられる保険で

何か「負け」が前提のようでなかなか考えたくないけれど、何とか考えて決断しなくてはいけません。

すこし死亡保険の考えに似てますか。

現在の新築は法規上震度7でも倒壊しないレベルとしていますが

地震では家財への被害(事実熊本では家財の被害が多かった)も相当な額になり

建物も倒壊しないまでも部分損傷は十分に考えられます。また震度7や6強が連発する事も

100%ないわけではないので建物が新しいうち壊れないかな?ではなく

壊れたらショックなので加入したほうが良いかもしれません。

また建築地の地盤によっても地震被害が大きく変わります。たとえば新築時に杭を入れるなど

地盤の弱い地域にお住まいだったりする方は加入をお勧めしています。

ちなみに他の人はどうなの?

というのも気になると思いますが

機構の発表では地震保険の加入率は北海道全体では2割程度ですが

東日本大震災以降の加入率は実に5割程度まで上昇しているそうです。

既にお住まいの方は今からでも地震保険に加入する事ができますので

保険代理店に問い合わせてみてください。