こんにちは、中谷です。
今回はステンレス製品のお手入れについて紹介します。
ステンレスは耐蝕性に優れた「さびにくい金属」ですが、
絶対にさびない金属ではありません。
湿気や汚れなどによりサビが発生します。
この「さびにくい金属」とは、素材の表面が空気中の
酸素によって生成される薄くて緻密な「酸化被膜」と
呼ばれる保護膜で覆われ、外気を遮断してしまうから
さびにくくなります。
仮に素材の表面に傷がついたとしても、「酸化被膜」が
すぐに再生され外気を遮断してしまうからさびにくいのです。
しかし、素材の表面に付着した
「ほこり・煤煙のすす(カーボン)・鉄粉など」を
そのまま放置しておくと付着物によって「酸化被膜」が
できにくくなってしまします。
このような場合に適切な清掃をして、付着物を
取り除けば「酸化皮膜」はすぐに再生されます。
いつまでも美しい外観を保持するために、「さび」の
原因となる付着物を、できるだけ早く取り除きましょう。
【お手入れ方法】
・日常的な汚れ
柔らかい布でから拭きしてください。
・汚れがひどい時
薄めた中性洗剤を含ませた布で拭いたあと水拭きしてください。
その後乾いた柔らかい布で水分を拭き取ってください。
※注意
金属タワシや砂入りの洗剤でもお手入れは、
キズの原因になりますので避けてください。
以前オーナー様宅のステンレス製の物干し、ホスクリーンが
錆びてしまったという事がありました。
この時も付着物を上記の方法で取り除くことにより
きれいになりました。
参考になればと思いますm(₋ ₋)m