こんにちは、前野です。
最近、お客様や他の業者の方、就活中の学生さんなんかからも「ブログ見てます!」「前野さんのブログのファンです」と言っていただけることが多く、嬉し恥ずかし…。
ブロガーに転職しようかなと考えましたが、そこまでの熱量はないのでやめます。
写真は、先日行われた合同企業説明会の様子です。
4月になり就職活動が本格的に始動し、説明会などで学生さん達とお会いすることがあります。
自分も2年前、同じようにリクルートスーツを着ていたことを思い出しました。
今回は学生の皆さんに向けて、北王に入社した経緯について書きます。※いつもより長めです。
前野は学生時代、「社会福祉」と「心理学」を勉強していました。
中学生の頃からずっと臨床心理士を目指していたのですが、色々あって今は住宅営業をしています。
大学院に進んでそのまま臨床心理士を目指してもよかったのですが、「人の相談にのる」「人のためになる」仕事は、無限大にあると気づいたことが大きな理由です。
そうして一般企業の就職活動を始めて、北王に出会いました。
しかしここに至るまでに、もうひとつ悩みの種がありました。
それは、「就職するか、留学するか」です。
大学2年生の時に福祉の勉強でカナダに行き、
大学3年生ではボランティアのポスターを見て単身カンボジアに、
大学4年生では同じくボランティアでベトナムに行ったことがきっかけです。
( …若い!前髪短い! )
子どものときに見たテレビがきっかけで、いつか発展途上国に行きたいという気持ちは昔からありました。
ボランティアとは名ばかりで、東南アジアの現状について学び、孤児院や病院、小学校などで子どもたちと触れ合い、自分の無力さを痛感した数週間でした。しかし、そこで得たものもたくさんあります。
英語も話せないまま海外へ飛び出しましたが、なんとかなりました。だけど「英語を話せたらもっと深い会話ができるのに…」と悔しい思いをしたことがずっと心に残っていたのです。
留学したい気持ちが生まれたのは大学4年生の頃。
私は窮地に立たされなければ本気を出せないタイプなので、英語を学ぶならば、英語を使う国に身を置くことが必要条件でした。しかし「英語を話せるようになってそれをどう生かしたいか?」という部分までは考えられていませんでした。
「就職するか、留学するか」悩んだ結果、今は就職することに決めました。
※実は、業種を選ぶときもかなり悩んだのですが(悩みすぎ)、今回は割愛します。
…前置きが長くなってしまいましたが、
住宅会社である北王を選んだ理由は
①HPで見た建築実例がシンプルで格好良かった
②人と直接関わる仕事がしたかった
③説明会での社長の言葉が印象的だった
④学生時代無印で働いていたことから、「暮らし」に関わる仕事がしたいと思っていた
…という理由です。
そして入社2年目で感じることは
①先輩社員が気さくで優しい人が多く、雰囲気が良い(ここが一番重要)
②お客様と直接関わり、反応を直に感じられることがやりがいに繋がる
③建築や金融、不動産など学ぶことが多くて大変だが、新しい知識を覚えていくのは楽しい
④社員一人ひとりの個性・強みを生かせる社風が良い
…こんな感想を抱いています。
一生に一度の買い物であろう「家」を通して、お客様と長くお付き合いができるこの仕事は、予想していた以上に楽しくてやりがいがあります。
まだまだ知識も経験も浅いので、日々勉強中ですが、この会社に就職したことは間違いではなかったと自信を持っています。
なぜかというと、たまに営業課内で仕事終わりにお酒を飲みに行くことがあるのですが、そこで話す内容が皆すごく前向きなのです。
私はそれまで社会人のお酒の席は「会社や上司の愚痴を言う」ものかと勝手に想像していたので、(実際周りの友人から聞く話はそういうことが多いので)「もっとこうしていったら良くなると思う!」「〇〇さんの仕事に対しての取り組み方は見習いたい」など、前向きな会話が多いことに驚きました。
設計課や工事課の先輩方も、いつも親切丁寧に色々なことを教えてくれます。「良い人たちと仕事ができているんだな…」と心から感じるのです。感謝。
よくある言葉ですが、「何をするか」よりも「誰とするか」が重要ですよね。
おそらく、就職活動をしている学生さん達の中で「自分が本当にやりたいこと」が明確な人なんて、そんなにいないはずです。私のように、色々なことを経験していく中で、目標が変わっていくこともあるのではないでしょうか。(ちなみに、留学する夢は今も健在です。)
悩むことも多いと思いますが、自分で考えて選んだ答えならばそれが正解です。なんだか偉そうな言い方ですが、本当にそう思います。
…ということで
就職活動がんばってください!
以上!