こんにちは、五十嵐です。
札幌の家具屋「澪工房」の家具、北王の家に合うの? vol:2 実践編です。
vol:1では『家具選び』 『 家具の模様替え』 でお悩みの方へ向けて札幌の家具屋・澪工房さんに各種アドバイスをいただきました。
その話の中で…
朱色の漆塗テーブルと…
それに合わせるマメ【MAME】ソファ。 商品詳細はこちら
さらに、樹皮付の天板が特徴的なアサダ材のダイニングテーブルと
澪工房さんの定番ともいえるUZURAチェア。 商品詳細はこちら
これらの家具と北王の家との相性はどうなのかを検証するために、
「せっかくだから、ちょっと藤原さん(北王スタッフ)に頼んでさ、藤原さん家に置いて試してきなよ」
という澪工房・南社長の一声によって、北王スタッフの藤原家に実際において試してみることになりました。
藤原は、少々戸惑いながらもOK。今回はその様子をご紹介していきます。
準備の様子
当日、まずは澪工房さんが到着。
←酒井さん と 渡邉さん→ さわやかな笑顔。トラックに家具をたくさん積んで登場。頼りになる雰囲気。
藤原家、2F:LDKの様子。イイ感じだと思います。これがどのように変わるのか…。
家主である藤原。良い笑顔。
現地を見て打ち合わせ。酒井さんと渡邉さんは家具搬入のプロでもあります。
テキパキとした動きで搬入開始。頼りになる…
W=1800のダイニングテーブル天板(アサダ材)の搬入。やりづらいまわり階段ですが、見事にかわしていきます。ちょっと持たせてもらいましたが、ものすごく重かったです、希少材料アサダ。
次々と搬入。色々な椅子を持ってきてくれた澪工房さん。
リビング併設の大きなバルコニーにオシャレ系アイテムをセットする三浦。
流行りのオシャレ系ビールもセット。とても気持ちの良いバルコニーで、夏の昼下がり、家具の搬入で汗だくという、ビールを飲むには最高の環境でしたが我慢。
皆を楽しませようとサービス精神旺盛な家主・藤原。
マメ【MAME】チェアをセットして….
漆(うるし)テーブルをセットして…
撮影はGAZE fotographica 古瀬さんにお願いしました。最近、いろいろな雑誌でお名前を見かけます。帽子がよくお似合いです。
こんな感じになりました。before after 形式でご紹介
さて、苦労して家具を入れ替えた結果をご覧ください!
↓【入れ替え前before LDK全景】
ネイビーのソファもグレー系のダイニングテーブルも良く似合っていると思います。
↓【入れ替え後after LDK全景】同じ構図で。
とてもイイ感じなのでは?!合うかどうか正直不安だった漆テーブルが良いアクセントになっている印象。スチール脚によってモダンになっているということを実感。
スタッフ一同、も同じ感想でした。胸をなでおろす…
↓【入れ替え前before リビングからバルコニーを見る】
リビング直結の大きなバルコニーが特徴的な間取り。明るい光の中、白いキッチンにネイビーのソファが映えています。
↓【入れ替え後after リビングからバルコニーを見る】
マメ【MAME】ソファ+チェアのフレーム材であるサクラの木の色味が効いていました。漆テーブルの円形形状もしっくり来ていました。心配していた「和風感」は、ほどよく調和されている印象でした。
↓【入れ替え前before ダイニング】
丸い柱の奥にあるダイニングスペース。程よい高さにある窓のおかげで明るく気持ちよいスペース。ペンダントライトも良い感じです。
↓【入れ替え後after ダイニング】
いわゆる樹皮がついている天板(ミミ付き)の重厚感が心配でしたが、まったく問題なかったと思います。重厚感というよりも、落ち着きが増したという感じ。サイズも1800mmでちょうど良い使い勝手でした。UZURAチェアの座面に使われた渋い色もグッドでした。
↓【入れ替え前before ダイニング 角度を変えて】
↓【入れ替え後after ダイニング 角度を変えて】
テーブルに置かれたRikospoppo(りこずぽっぽ)さんの小物もよく似合っていました。こういう気の利いた小物でグッと雰囲気がよくなります。 (商品詳細:facebookページはこちら)
今回の澪工房さんの家具が、藤原家との相性がよかった理由を考えてみる
さて、家具入れ替え後の様子、いかがでしたでしょうか。実際に現場に立ち会った8人は、総じて「良い感じ」という感想でした。
今回の企画、澪工房さん(南社長)にセレクトしていただいた家具が藤原家に似合うのか、正直、わたしたちも不安を感じていました。実際に家具選びに不安を抱えている人と同じだったと思います。
不安な点を要約すると、特徴的な家具がシンプルな部屋に合うのだろうか?ということでした。結果「良い感じ」になった理由を考えると、シンプルな部屋が特徴的な家具を受け入れたのでは ということです。
わたしたち、北王の家は「シンプル」をコンセプトの一つに設計されています。なぜなら家族のライフスタイルや考え方は生活する中で変化していくと思うからです。例えばインテリアの好みも少しずつ変わっていくかもしれません。でもそれを受け入れる家が、あまり限定的なインテリアしか似合わないような造りだったとすると、好みの変化に対応しづらいことになります。
だからこそそれを幅広く受け入れるような、シンプルな家に価値があるのではないかと考えています。家具に関していえば「どんな家具も似合うようなスッキリした家」を目指しているということです。
一言に「シンプル」といっても、そのために細かい工夫を重ねています。例えば…
もちろん工夫はこれだけではありませんが、こういった細かい工夫の積み重ねが、北王的「シンプル」につながっていると考えています。
なので、もし北王の家のようなシンプルが実現できている家でしたら、家具選びは、家具と家具の組み合わせの相性に気を付けるべきで、家具屋さんで実物を見て、そこで良い組み合わせだと思えれば問題ないのではないでしょうか。サイズ感や価格についてはvol:1での対談記事を参考にしていただけると思います。
澪工房さんのショールーム または 北王のモデルハウスで家具を見てみませんか?
家具についていろいろと書きましたが、実際の家具を見れるならそれが一番です。
北海道にお住まいの方でしたら、たくさん家具が置いてある澪工房さんのショールームも、実際の家に家具が置いてある北王のモデルハウスも気軽に見学できます。