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手作りシュトーレンから感じるモノづくり

手作りシュトーレンから感じるモノづくり

料理はもっとも人間らしい行為のひとつ。気軽に外食できる昨今ですが、家庭で工夫を凝らした料理をすることは、人間らしい豊かさを感じることのひとつであり、とてもクリエイティブなことだと思います。そのことについて考えた時、思い出すのはH様。あいの里で2年前に新築していただきました。2015年12月、年末のあいさつでふらりと立ち寄ると、つくっていたのはクリスマスに備えたシュトーレン。

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最近お店でよく目にするシュトーレンですが、それをつくるという方にはじめて会いました。伺った時はすでに作業を終え、発酵するのを待っている状態でした。伺うのがもう一日遅ければ味見することができたかなと思うと残念でなりません(笑)冒頭の画像が完成形です。(翌日、メールしてくれました)そういえば以前、定期点検で伺った際も糠漬けをつくっていました。

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そんなH様の家づくりは、キッチンまわりの使い勝手へのこだわりたいが柱でした。料理する時の動きや時間、便利な食器や調理器具の配置といったイメージを既に持たれていたので、それを一緒に形にしていくような進め方でした。

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(画像に映っているのは設計を担当した安達。まるで自分の家かのように使い勝手を想像していました)

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H様宅にお邪魔すると、いつも料理を通じて「モノづくり」の楽しさや豊かさについて感じさせてもらえます。自分に馴染んだ道具を使い、工夫を凝らして体を動かすことの圧倒的な面白さを思います。家という道具が少しでもそういうことに貢献できているかと思うと嬉しくなります。

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【 文章:五十嵐  写真:五十嵐  取材:五十嵐、安達 】