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9年後の建築実例「core kitchenのある家」

9年後の建築実例「core kitchenのある家」

冒頭画像は、建築実例で掲載させていただいている、
「core kitchenのある家」の画像です。

その名のとおり特注キッチンが家の中心に位置した、建築実例の中でも人気のお宅です。
各所にオーナー様のこだわりが詰まったお宅は、当時の北王としてもいろいろなチャレンジをさせていただいたお宅でした。

ただ、これは9年前の新築当時の画像です。

2016年の今、どうなっているのか気になりませんか?

「Core kitchenのある家」のオーナーであるI様にご協力いただき、2016年現在のお宅を撮影させていただきました。

 


9年前と現在の画像、両方を見てみる


 

すでに建築実例に掲載させていただいている新築当時の画像と、この取材で撮影させていただいた2016年現在の画像、両方見ていきましょう。
I様のコメントもご紹介します。

早速、ご紹介…….の前に、ひとつだけ。

新築当時の画像は プロのカメラマンによる撮影 です。

対しまして、今回の取材で撮影させていただいたのは 住宅会社社員による素人撮影 です。

この圧倒的な写真クオリティの差についてあらかじめご了承ください。

 

屋内からご紹介します。

<新築時・キッチン>
キッチン


<2016年・キッチン>

キッチンを含む風景_R

いかがでしょうか。写真クオリティを差し引いて見ても大きな変化は感じられないかと思います。実際に拝見した印象も同じで「本当に9年も経ってるのかな?」というのが正直な感想でした。家具や雑貨も同様で、とても丁寧な使い方をなさっているのだと感じました。
※床の色が違って見えますが、実際はここまで大きな違いはありませんでした。写真クオリティの差です。

<新築時・リビングからキッチン・ダイニングを見た光景> 
リビングからテラス

<2016年・リビングからキッチン・ダイニングを見た光景>
DSC_0015_R
ほぼ同じ構図から撮影。例によって色味が違うのはご勘弁ください。屋内はあまり変わらない印象です。ただ、外壁のサッシ枠からの水垂れの跡が少々目立ちます。


<2016年・キッチン前の壁> 

キッチン前のモルタル_R
心配していたヒビなどは見られなく、お部屋の空気を引き締めるようなとても良いアクセントになっていました。奥様「この壁はお部屋の印象を左右する大事に位置にあることもあり、絶対にモルタル仕上げにしたいと思っていました。お友達が遊びに来た時もこのキッチンについては必ず褒めてくれるので嬉しいですね」


<2016年・キッチンのコンロ部分> 

オイルガード事情_R
コンロ前のオイルガード(油跳ね防止のガラス)はこれくらいの高さ。上部を開けることを心配なさる方も多いですが、奥様「全然問題ありません」とのことでした。コンロ回りの清掃状況が完璧に近いです。

<新築時・リビング> 
リビング
吹き抜けは10帖。吹き抜けにある大きな窓から採光がとれます。反面、窓の清掃方法は気になるところ…

<2016年・リビング> 
DSC_0033_R
ほぼ同じ構図から撮影。お子様の友達が遊びにきていました。ご主人様「窓の汚れはものすごく気になるわけではありませんが、ハシゴと梁をうまく使ってやっています」とのこと。

<新築時・子供部屋> 
子供室
階段ホールとの仕切り壁なしのオープンな空間。机も兼ねる収納棚は高さを調整できます。


<2016年・子供部屋> 

9年あとの子供部屋_R
こちらもほぼ同じ位置から撮影。現在もまだ仕切り壁は設置していません。奥様「机まで備え付けにしたのは使いやすく大正解でした。子供が大きくなってきたので、そろそろ仕切り壁をつけようか考えています」

<新築時・洗面スペース>
洗面
ベッセル型(カウンターの上にボウルをトンと置いたようなタイプ)は、ボウル周辺への水の飛び跳ねが気になるところですが…


<2016年・洗面スペース>

DSC_0061_R

カウンターには水に強い材料を使っていることもあり、水はねによる劣化は見られませんでした。すごく丁寧に使われている印象す。ただ、同居されているお義母様は少々使い勝手に不満があるようでした。

 


細かいところはもう少し経年変化が見られました


もうすこし細かいところもご紹介していきます。


<2016年・造作収納> 

DSC_0030_R
キッチン背面にあるズラッとある造作収納。見せる収納がとっても上手です。カウンターの下は扉がついているのですが…


<2016年・てじゃくり加工部> 

手しゃくり変化_R
扉部分の手をかけるところ「手じゃくり」加工がされた箇所。いつも使う場所なので、ちょっと塗装が剥げてきていますね。


<2016年・出隅の壁> 

ピン角の壁汚れ_R
位置的にも何かと物がぶつかりやすい場所ということもあり、壁紙が剥げ、黒い汚れが見られました。

<2016年・キッチン床> 
フライパン落とし_R
床材は複合フローリング。全体的にとっても良い雰囲気ですが、奥様「先日フライパンを落としてしまって傷がついてしまいました」 画像の中心より左下にその痕があるのですが…… この画像だと全然わかりませんね。


<2016年・階段> 

階段の劣化_R
踏むところはタモの集成材。先っぽ(段鼻)は少し塗装が剥げてきていました。奥様「蹴上部分まで木にすると、ちょっと木の感じが強すぎるかと思い、壁紙で仕上げてもらいました。汚れは多少目立つかもしれないけど、自分にとっては正解だったと思います」

 

 

<文章:五十嵐 撮影:前野、五十嵐 取材:馬場、前野、五十嵐>