断熱性能やコストはある程度、数字で表せますが、家づくりの想いはスペックではありません。最初から傷つけても取り替えればいい。汚しても仕上げには影響しないという考えは肯定できません。ゴミを拾う人はゴミを捨てない。ゴミに気付く人は気遣いもできる。当たり前の事ですが家づくりの原点です。
札幌、帯広両支店に於いて年3回の行われる協力会では、本来の目的である技術品質の水準維持や安全管理以外にも現場の整理整頓、業者研修や毎月行う現場パトロールで指導、教育する事で弊社の家づくりに対する姿勢を理解して頂いております。
2008年度より工事完了後のお施主様へ「アンケート」を送付させていただいております。住まいのご相談を受けてから、打ち合わせ、着工、竣工するまでのスタッフ対応や施工現場の印象を約100項目ご質問させていただき、その回収率は9割を超えています。
それを現場の改善に活用させていただいております。
現場に関わる項目についての集計結果と、それに対する対策を紹介させていただきます。
日々の現場監理や定期的な現場パトロールにおいて、危険に感じる箇所は即時指導し、改善を重ねております。
現場の埃や木屑で汚れることがないように、現在は使い捨てスリッパの用意や気密性の高い収納BOX内に設置しています。
丁寧な施工をするという意識を前提に、養生の方法やその材料を順次改善しております。
整理・整頓を習慣づけ、仕事や品質のムダを減少させ現場内の安全確保に努めております。